条件式を用いて、特定の指定した数だけを抽出して、
数える賢い関数が「COUNTIF関数」。
COUNTIF関数をマスターできれば、
わざわざ、手で数える必要もなくなります。
この記事では、COUNTIF関数の活用事例から
基本的な使い方まで解説していきます。
COUNTIF関数はこんな時に役に立つ!
- 膨大な情報の中から特定のテキストのみを自動で数えたい
- 手入力で数えるアナログ作業から抜け出したい
- 効率的に処理を進めたい
今まで費やしてきた処理時間が、
COUNTIF関数をマスターすることでぐっと削減することは可能です。
ぜひ、マスターしておきたい関数です。
では、早速基本的な使い方から解説していきます!
COUNTIF関数の基本的な使い方について
上図をご覧ください。
COUNTIF(範囲,検索条件)
関数バーには、「範囲」「検索条件」の2つを入力します。
範囲 : 数えるセル範囲を指定します。
検索条件 : 数える条件を指定します。
至ってシンプルな関数です。
これだけで、情報量に関係なく、条件下で数を数えてくれます。
では、次に実際の活用事例について見ていきます。
COUNTIF関数の活用事例について
2017年1月の日付ごとの曜日を並べた表になります。
仕事などでも曜日の数を数える時がありますが、
今までは、月曜はいくつ、火曜はいくつ・・・など手で数えていた方もいるかと思います。
しかし、これでは、情報量が多いと日が暮れてしまい、
間違えたらまた最初からやり直し。。なんと時間の無駄!
そこで登場するのが、COUNTIF関数です。
図のように関数を入力します。
COUNTIF(B:B,”日”)
たったこれだけで、「日曜日」の数を算出してくれます。
検索条件に”日”とテキスト指定していますが、
これを下図のように、「セル範囲指定」することでも数を算出することが可能です。
COUNTIF(B:B,C3)
セル範囲指定をした場合の関数になります。
全く同じ結果が出力されます。
COUNTIF関数は使い方によっては、威力を発揮する時がありますので
使い方に慣れておきましょう。
「条件式+数」のCOUNTIF関数 まとめ
COUNTIF関数の活用事例、使い方についての解説でした。
とても簡単な関数なので、すぐにマスターすることが出来ると思います。
この手の関数は、知っているか、知らないかで差が生まれます。
知っていれば活用して、作業効率がアップする。
知らなければ、今まで通りのアナログな作業、効率も低い。
「知らない」から「知っている」に変わるだけ、
作業効率はぐっと変わってきます。
エクセルの関数には、知らないだけで、
でも簡単で便利な関数が数多く存在します。
引き続き、エクセルの関数、機能をご紹介していきます!