テキストの文字数を簡単に数えたい。
でも、手で数えるのは億劫だ。
そんな時に便利なのが「LEN関数」
こちらも簡単な関数ではありますが、
知っているだけで大いに役立つ関数ですので
さらりと覚えていきましょう。
Contents
LEN関数はこんな時に役に立つ!
- 入力した文字数を簡単に数えたい
- 複雑な関数は使いたくない
- 関数がいくつもあって覚えきれないのでシンプルな関数を使いたい
LEN関数を使えば、簡単かつシンプルに文字数を数えることが可能です。
誰でもすぐにマスターできる関数なので、
今すぐマスターして、次回の作業に活かしちゃいましょう!
LEN関数の基本的な使い方について
LEN関数の使い方は下記の通りです。
LEN(文字列)
たったこれだけで文字数をカウントしてくれます。
どのように文字数がカウントされるかと言いますと
下図のような文字数を返してきます。
入力したテキスト(B3のこと)に対して、文字数を
LEN関数を使って、「12」と返しています(C3のこと)
LEN関数の活用事例について
それでは、活用事例を2つ解説していきます。
単純に文字数を数える方法
1つ目は、書類を作成する際に文字の制限がある場合、
LEN関数を使って、文字数の状況を把握することが出来ます。
1つ目は一般的な誰でもマスターできる内容です。
別の関数と組み合わせてさらに便利な関数を作り出す方法
2つ目は、一歩踏み込んだ使い方として、別の関数と組み合わせる方法があります。
ここでは、IF関数と組み合わせて、
文字数があと何文字まで入力することができるのか、判定する関数を作ります。
上図のような表を用いて解説していきます。
判定する条件式は以下の通りです。
・IF(LEN(B3)<150,150-LEN(B3)&"文字までOK","文字数オーバー")
少し複雑な関数になりましたが、
簡単な関数でも、少しアレンジを加えれば面白い関数が出来上がります。
では、一つずつ見ていきます。
・IF(LEN(B3)<150,
IF関数の論理式の部分。B3の文字数が150以下の場合、[真の場合]に処理が進みます。
・150-LEN(B3)&”文字までOK”,
[真の場合]の部分。150とB3の文字数を差し引いて、現在何文字なのかをテキスト形式で表示する条件式になります。
・”文字数オーバー”)
[偽の場合]の部分。150を文字数が超えた場合、「文字数オーバー」というテキストが表示される条件式です。
テキストの数を数えるだけのLEN関数であれば誰でも簡単にできます。
しかし、一歩踏み込んだ関数を作るためには、やはり発想の転換が必要となり、
それなりの経験値を積むことで、より便利な関数を作り出すことができます。
テキスト文字数のカウントならLEN関数 まとめ
テキストの数を数える関数の解説でした。
LEN関数はとてもシンプルで、誰でも扱える関数です。
今日からぜひ使ってほしい関数です。
しかし、活用事例でも示した通り、
一歩踏み込んだ関数を繰り出すには、発想の転換が必要です。
そのためには、様々な関数を覚えて、実際に使っていくことが大切です。
自分自身で使って、関数を入力してみて、失敗も重ね、成功へ近づけていく。
そういった地道な作業、努力がいつか実を結び、
どんな関数も作り出すことができるようになります。
ぜひ、トライアンドエラーで実践していってください。