文章などを入力していて、
「この漢字、なんて読むんだ?」と手が止まる時はありませんか?
その都度、漢字を入力して、読み方を調べる。
相当煩わしいですね。
自動でフリガナに一括変換、表示してくれる、
便利な方法があれば、どれだけ楽になるか。
実は、エクセルの関数に漢字のフリガナを表示させる関数があります!
それがPHONETIC(フォネティック)関数と呼ばれます。
この記事では、PHONETIC関数の基本的な使い方、
活用事例について解説していきます。
Contents
PHONETIC関数はこんな時に役に立つ!
- 資料作成し、ふりがなまで入力するのは煩わしい
- 漢字を入力したら自動でふりがなを表示してほしい
PHONETIC関数の最大のメリットは、
同じ作業が1度で済む、やらなくてもいいことを省ける関数と言えます。
それでは、基本的な使い方について解説していきます。
PHONETIC関数の基本的な使い方について
PHONETIC(参照)
わずかこれだけでフリガナを表示してくれます。
これ以上の説明は不要なくらい簡単な関数です。
活用事例について見ていきます。
PHONETIC関数の活用事例について
上図のように人物リストなどで名前を書き連ねなければならない資料が
仕事などであると思います。
その時、決まって漢字とフリガナを記入する資料があります。
これ、考えてみたら、同じ作業を2回しないといけませんよね?
漢字を入力して、その後フリガナも入力する。
つまり、作業としてはかなり無駄なことをしていると言えます。
これらの無駄な作業をPHONETIC関数は省いてくれます。
名前(漢字)を入力していけば、
上図の通り、自動的にフリガナに変換されていきます。
PHONETIC関数のフリガナをひらがなに変換する方法
PHONETIC関数使用時、デフォルトだとフリガナが表示されます。
このフリガナをひらがなに変換する方法が存在しますので
順を追って手順を解説していきます。
①フリガナ変換元の漢字を範囲指定します。
②図の「ふりがなの設定」を選択
③表示されたコマンドでは、「全角カタカナ」がデフォルトで選択されています。
これを「ひらがな」を選択して、「OK」をクリック
④上図の通り、フリガナだったものがひらがなに変換されます。
必要に応じて設定し直しましょう。
フリガナを自動で表示してくれるPHONETIC関数 まとめ
PHONETIC関数もとても簡単で便利な関数です。
資料作成時に同じ作業を省いてくれるので作業効率がアップします。
知っているか、知らないかで作業効率が劇的に変化していきますので、
ぜひ、活用できるケースでどんどん活用していきましょう!