エクセルでテキストを入力した後、
余分なスペースを削除し忘れ、そのまま放置してしまうケースがあるかと思います。

そういった余分なスペースを一括削除してくれる
文字列操作関数が「TRIM関数」になります。

この記事では、TRIM関数の使い方や
活用事例について解説していきます。




Contents

TRIM関数はこんな時に役に立つ!

  • テキストに余分なスペースがあり一括削除したい
  • 文章統一、文章の見た目をキレイにしたい
  • テキスト前後の余白を削除したい

余分な余白を削除してくれるのが「TRIM関数」であると
覚えておいてもらってよいかと思います。

余白と言っても、文字列、テキストの何が削除されるのか。
TRIM関数の基本的な使い方についてみていきます。



TRIM関数の基本的な使い方について

TRIM(文字列)

上記の関数だけで役割を果たすTRIM関数の使い方になります。

TRIM関数に文字列を割り当てることで自動で余分なスペースが削除されます。

関数でもわかる通り、とても簡単な関数ですので
活用事例もすぐにマスターすることができると思います。

それでは、早速活用事例を見ていきたいと思います。

TRIM関数の活用事例について

TRIM関数を使うことで、下記のような文字列を返します。

・TRIM関数:使用前
「  テキ  スト  」

・TRIM関数:使用後
「テキ スト」

文字列の前後のスペース(余白)が削除され、
文字列の間のスペースについては「 」1文字分のスペースが残るようです。

実際にエクセル上で確認してみましょう。



上図のように、文章(文字列)がいくつか並んだ表があるとします。

表を見ると、文字列が不統一になっており、とても見づらいですね。

これらの文字列をTRIM関数を使って、余白を削除していきます。
結果はどのように出力されていくのか。

上図の通り、文字列がすっきり統一され、見やすくなりますね。
文字列の前後のスペース(余白)も削除されているのが分かるかと思います。

TRIM関数 まとめ

余分な余白スペースを削除してくれるTRIM関数についての解説でした。
今まで、余白があった場合、1つ1つ文字列を削除していたかと思います。

しかし、エクセルは作業の中で「煩わしいな」と感じた作業があった場合
大抵は、関数で解決できることが多いです。

今回のTRIM関数についても
余白の削除はもちろんですが、文字列をすべて統一してくれる
とても簡単ながら、役に立つ関数の1つです。

ぜひ、この機会にマスターして使いこなしておきましょう!