仕事などで複数のユーザーとエクセルを用いて、作業する時があります。

その時、それぞれの作業を掛け合わせるより、
1つのエクセルデータ上で同時に作業が出来れば作業効率は格段にアップします。

その煩わしさを解消してくれたのが「ブックの共有」機能になります。

この記事では、エクセルの「ブックの共有」機能の
基本的な使い方、活用事例について解説していきます。


「ブックの共有」機能はこんな時に役に立つ!



  • 1つのエクセルデータ上で同時に作業をしたい
  • さらに保存もそれぞれで行うようにしたい
  • 誰が作業したか履歴を残したい

「同時に」「同じデータ上で」作業することを目的
持たされた機能が「ブックの共有」と言っても過言ではありません。

社会人になったらIT系の企業であれば、
必ずと言っていいほど重宝している共有機能です。

考え方、操作はとても簡単です。
今のうちにマスターして、ライバルと差をつけちゃいましょう!


「ブックの共有」機能の基本的な使い方について

「ブックの共有」のコマンドは上図の通りになります。
これを選択すると下図のコマンドが表示されます。



このコマンド上の「複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する」
にチェックを入れて「OK」を選択すると共有設定は完了です。



また、変更履歴が分からなければ誰が何をしたのかわかりません。

疑問を解消してくれる機能が下図の「変更履歴の記録」を選択することで
これまでの変更履歴を確認することができます。




「ブックの共有」機能の活用事例について

では実際の活用事例を見ていきたいと思います。

適当にエクセル上にテキストを入力しておきます。
このテキストを削除して、新たにテキストを入力してみます。



すると、上図のように変更履歴がコメント形式で表示されます。
誰が、いつ変更したか、表示されるため、一目で変更履歴を確認することが可能です。

この要領で、ブックの共有は複数のユーザー同士で
同時に作業することが可能です。


同時に作業を可能にするブックの共有 まとめ

ブックの共有についての解説をしてきました。

仕事上必ずと言っていいほど活用する機能の1つです。

事前に知って、マスターしておけば、会社の中でも
「エクセルに詳しい人」として一目置かれる存在になれます。

操作も簡単で、すぐにマスターすることが可能です。

ぜひ、この機会に触ったことがない人、初めて聞いた人は
実際に操作してみて、マスターすることをおススメします。