前回、基本的なショートカットを解説しました。

前回の記事はこちら↓
【ショートカット:エクセル】基本的なショートカットを駆使して作業効率アップ!

今回は、基本からさらにステップアップした
中級者向けのショートカットについて解説していきます。

あまり見慣れないショートカットが多いかと思います。
しかし、使いこなせるようになったら作業効率はぐっと向上しますので
少しづつ着実に覚えていきましょう!


エクセル起動時に使われる中級者向けショートカット

ダブルクリック不要!セル編集のショートカット

セルの編集 : 「F2」

セルを編集する時、ダブルクリックをして、
関数バーを表示させるのが一般的です。

しかし、「F2」キーを押すだけで同様に関数バーを表示させることができます!

ダブルクリックする煩わしさもなくなり、
セル選択上で「F2」を押すだけで修正できる
ため、
覚えているだけで作業効率がアップするショートカットになります。


コピーよりも簡単?セルと同じ内容を複写させるショートカット

下にセルと同じ内容を複写 : 「Ctrl」+「D」

右にセルと同じ内容を複写 : 「Ctrl」+「R」



同じショートカットにコピー&貼り付け(「Ctrl」+「C」&「Ctrl」+「V」)
ありますが、このショートカットだと2工程必要になります。

しかし、複写させたいセルの下と右に限っては、
上記のショートカットを使う方が簡単です。


「シートの移動」、「シート名の変更」のショートカット

シートを右へ移動 「Ctrl」+「PageUp」

シートを左へ移動 「Ctrl」+「PageDown」

「Sheet2」から「Sheet3」へ移動するショートカットが、「Ctrl」+「PageUp」
「Sheet2」から「Sheet3」へ移動するショートカットが、「Ctrl」+「PageDown」



いくつもシート別に管理しているエクセルデータがある場合、
わざわざマウスを使って、シートを選択するのは煩わしい。

すべてキーボードで操作できれば、その煩わしさはなくなります。

そのため、初心者がいくつもシートを管理することはなかなかないので
こちらのシートに関するショートカットは、慣れてくれば役に立つショートカットです。

ただし、注意点があります。
シートを移動させる時、「Num Lock」キーを解除してからでないと
移動させることはできません。


「シート名を変更」するショートカット

シート名前を変更 「Alt」、「O」、「H」、「R」

シート名を変更する時、今までダブルクリックをしていたと思います。
しかし、意外にダブルクリックは煩わしい。

ダブルクリックしたはずが、シングルクリックで変更されない。。。
なんてストレスも感じたことはあると思います。

しかし、シート名のショートカットも存在します!

このショートカットは、「Alt」、「O」、「H」、「R」を
順番にクリックしていくショートカットになります。

同時押下ではなく、順番に押していくショートカットです。


「新規シートの挿入」、「関数入力」のショートカット

新規シートを挿入 : 「Shift」+「F11」

新規でシートを挿入する場合、図のような右端のボタンを押す必要があります。
しかし、新規シート挿入でも、「Shift」+「F11」を押すだけで問題解決されます



関数の入力 : 「Shift」+「F3」

関数の入力についても、選択画面を表示させる必要がありますが、
「Shift」+「F3」を使えば、一発で表示可能です。


「行列を全選択」するショートカット

列を全選択 : 「Ctrl」+「Space」

行を全選択 : 「Shift」+「Space」

行列を全選択する時、セルの上部、左部をクリックして、
全選択する方法があります。

しかし、こちらもマウスを操作して、その場所まで移動させる必要があるため、
時間がかかります。

それを解決してくれるショートカットがあります!
ぜひ覚えて使いこなせるようにしましょう。


中級者向けのショートカット まとめ

基本的なショートカットから、ステップアップした
ショートカットを解説してきました。

こちらも、中級者向けとは言え、覚えることで
作業効率はぐっとあがるショートカットばかりなので、
しっかり覚えて、自分のものにしていきましょう!